香取ら3人のジャニーズ退所で交錯する中居正広と木村拓哉のSMAP愛 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■中居・木村の異なる「SMAP愛」

 今回中居がジャニーズに残留するうえで、一部のネットユーザー達の間では、中居を「ジャニーズに寝返った裏切り者」と非難する声も浮上しているのだという。しかし、関係者は、中居なりのSMAPへの愛情だと語る。

「SMAPの歴史のなかでも、森且行(43)の脱退や、草なぎの全裸騒動、稲垣の逮捕などメンバーのトラブルが多々ありました。これらに関して中居は、全て裏からフォローしていたようです。中居の尽力と人望があったからこそこれまでやってこれたという声もあちこちで聞こえています。中居はメンバーの中でも、一番SMAPに対して愛情がある。彼らの性格も知り尽くしている上で、3人のやりたいようにやらせてあげたいと思い、独立は引き止めなかったようですね」(前出・芸能記者)

 また中居とは異なるかたちではあるが、自分なりの“SMAP愛”があったとされているのが、解散段階で事務所残留を決めていた木村拓哉(44)だという。

「木村は、解散後もジャニーズとして5人とも所属して、それぞれやりたいことをやっていこうという気持ちがあったようです。これまでの事務所への恩義もあるためそういった気持ちだったようですが、どうやらその辺りが他のメンバーとズレていたため、うまく歯車が噛み合わなかったようです。二人共にSMAP愛はあったものの、方向性の違う愛情だったということですね」(前同)

 3人の契約が解除される9月8日以降が、SMAPメンバーにとっての本当の門出になるのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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