代表作、戯画など50作品!巨匠・葛飾北斎の画業に迫る「世界が絶賛した浮世絵師 北斎展」開催 (2/4ページ)
今回の展覧会での注目ポイントは、フランスのシンボルの一つであるエッフェル塔と富士山との夢の共演。浮世絵に描かれた「富士山」と「エッフェル塔」の2つの三十六景が、同時に堪能できるという、独自の視点での展示です。
エッフェル塔モチーフの浮世絵を制作したアンリ・リヴィエール(1864-1951)は、フランスの浮世絵師とも呼ばれる、ジャポニスムの影響を大きく受けた画家・版画家。浮世絵に心酔したリヴィエールは、北斎や広重らの浮世絵を収集し、独学で木版画技術を習得、冨嶽三十六景にちなんで作られた「エッフェル塔三十六景」を発表しました。