元ジャニーズの平本淳也がSMAP独立問題と「ジャニー喜多川の真意」を考察 (2/4ページ)

東京ブレイキングニュース

トシちゃんとマッチがジャニーさんの取り合いをしていた模様をよく覚えているが、ジャニーさんは「僕はひとりしかいないんだよ~」と心底嬉しそうだった。誰でも頼られたら嫌な気はしないだろうが、逆に存在を無視するような行動を取ればアウトということだ。

■「僕に断りもなく勝手なことをやって」とジャニー喜多川に怒りを買った面々

 ジャニーさんは「僕に相談もなく、断りもなく......」といった行動や判断には厳しい対応を取る。つまりは犯罪はもとより、赤西仁(妊娠・結婚)や田中聖(店・タトゥーなど)の件が代表例だ。その点、マッチと東山は優等生で、すべてにおいて相談と報告、そして許諾と確認を怠らない優等生だった。ある意味それは社会的には当然かと思うが、個々の自由を尊重する今ではあまり守られていないのだろう。

 SMAPが解散に行きつき、そして3人の独立に至った経緯にはそうした感情の行き違いがあったのだろう。去ったタレントに対しては特に何もしないのがジャニーさんだ。よく言われている「干す」ということではない。多くのメディアが何か勘違いしているが、ジャニーズはそんな小さいことはしない。

 使う方が「使いにくい」と勝手に判断しているだけで、ジャニーズからイチイチ「使うな」「出すな」と公には言わない。確かに昔はそれもあった。ジャニーズが今の地位を確立できる以前のことで結婚や出産、「俺はBig」発言でジャニーズのイメージを損なったトシちゃん。あまり表沙汰になっていないが面倒が重なった光GENJIや男闘呼組の面々などは手に余るようになり、その関係性を終わりにした。

■ジャニーズ事務所の管理体制の変化

 しかし、そうしたジャニーさんの排他的な姿勢はこのところ大きく緩和されてきた。元ジャニーズというのは、そのネームバリューとブランド力に反して使いづらい以外なにものでもない。ここ数年ではそれもネタとして扱われるようになり、ジャニーズも大きくなった分、小さいことはどうでもよくなって気にしなくなったということだ。

 元SMAPの三人に対してもその活動を邪魔することはないし、干すとか箝口令を敷くとかそんな小さくクダラナイことはしないだろう。だからといって繰り返しになるが出て行った人間を応援だってしないし、これといって何もしない。

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