小林麻央さんへ結婚当初の心労を悔やむ声

まいじつ

小林麻央さんへ結婚当初の心労を悔やむ声

先週末の小林麻央さん逝去のニュースは、週が明けてもさまざまな議論を呼んでいる。特に結婚当初の麻央さんの心労については、夫の市川海老蔵を非難する声も少なくない。

麻央さんは東京出身で、大学生のころから芸能活動を始め、民放のバラエティー番組にレギュラー出演したり気象情報のキャスターを務めたりするなど、タレントとして活躍した。大学卒業後はフリーアナウンサーとしてニュース番組の司会などを務め、2010年に歌舞伎俳優の市川海老蔵と結婚している。

「結婚した年の11月、夫の海老蔵が六本木でトラブルを起こして大怪我を負った事件が起き、麻央さんは関係者への謝罪や調整などの対応に追われました。このときの体の酷使が、がんにつながったと見る関係者は多いです。海老蔵が謹慎を余儀なくされたときも、妻としてけなげに支え続けました」(芸能記者)

2011年7月に長女の麗禾(れいか)ちゃんが誕生。2013年2月には海老蔵の父の12世團十郎が死去し、海老蔵は市川宗家当主の家督を引き継いだ。そのひと月後の3月には、長男の勸玄(かんげん)くんが誕生している。

真央さんには大きなストレスが掛かっていた?

麻央さんは芸能活動を控え、ふたりの子供の子育てに専念していたが、去年6月、乳がんと診断されて2年近く治療を受けていることを公にした。そして9月にブログを開設し、闘病生活や家族とのやり取り、日々の心境などを詳しくつづり、大きな反響を呼んだ。

イギリスの公共放送BBCが、このブログががん患者だけでなく多くの人を勇気づけたとして、麻央さんを『世界の人々に影響を与えた女性100人』に選んでいた。

「麻央さんは、海老蔵の暴行事件のあと、またいつか襲われるのではないかという恐怖と戦いながら、梨園の妻を務め、子育てもやってきました。相当な負荷が掛かっていたはずです。ストレスが病を呼び込んだと言っても言い過ぎではないでしょう」(同・記者)

海老蔵は記者会見で、麻央さんの生き方については、「笑顔と勇気と愛情、決してぶれない自分、そして、どんな状況でも相手のことを思いやる気持ち、“愛”ですよね、そういった力が最後までぶれず、おとといまで笑顔で話していた」と話し、麻央さんがブログに闘病の様子をつづってきたことについて、「同じ病の人たちや苦しんでいる方々と悲しみや喜びを分かち合う妻の姿は、すごい人だなっていうか、愛なんだと思います」と述べた。

歌舞伎ファンからも「海老蔵の生き方が問われるのはこれから。支えてくれた麻央さんに対して真剣に生きないと罰があたります」という論調の声も多い。

偉大な妻を失った天才歌舞伎役者の生き様を見届けたい。

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