古代から愛飲されてきた「甘酒」江戸時代には夏でもホットで飲まれていた (2/2ページ)

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そうした影響から、甘酒も冷たくして飲むよりは温める方が健康に良いと見做されたことは、想像に難くありません。

また、薬味の生姜には、甘さを引き立たせるだけではなく、体を温めてくれたり食欲増進といった効果もあるため、ブドウ糖やアミノ酸、ビタミンといった、夏場を乗り切るのに欠かせない滋養が豊富な甘酒との相性は抜群です。

江戸時代の庶民に愛好された生姜を入れた熱い甘酒は、猛暑の夏を生きて来た日本人が、古来から培った生活の知恵が花開いたものだったのかも知れませんね。

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