ジャニーズ退所後は分裂か?SMAP独立組3人が描く将来展望

デイリーニュースオンライン

Photo by amira_a(写真はイメージです)
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 元SMAPの草なぎ剛(42)と香取慎吾(40)がパーソナリティーをつとめる『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)が6月25日に放送された。この放送は稲垣吾郎(43)も含めた3名が、9月でジャニーズ事務所を退所すると表明したのちに収録されたものとされているが、番組ではその件に一切触れられることはなく進行された。

 香取はその前日に放送された生放送番組『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)にも出演している。ここでも退所などについては触れられず、「今まで通り、いつも以上に頑張ります」と16年目を迎えた番組に対する抱負を述べていた。

 ジャニーズ事務所の退所が公になった3人は、元SMAPマネージャーのI女史が立ち上げた新会社に合流すると報じるメディアが多く、ジャニーズ残留を表明した中居正広(44)も、後に合流するのではないかという話も一部で伝わっている。しかし、こうした楽観論が大勢を占める多一方で、独立組の雲行きは怪しいという声がある。

「不可解なのは、これだけ連日報道されているのにもかかわらず、明確な続報が全くといっていいほど報じられていないこと。実はI女史の新会社に所属する話がスムーズに進んでいないと見られています。I女史は裏方として彼らをサポートするというかたちになるはずが、どうやら3人との細かい契約面が詰めきれていないとも」(芸能記者)

 一部報道で3人はI女史の新事務所に合流後、中国などアジアを拠点とした活動が予定されているというが、退所を決めた彼らは、異なる将来展望があると言われている。

■I氏以外からの強力なサポート体制を確立?

 ある関係者は、ジャニーズ事務所を離れる3人には、I女史とはまったく異なる別の筋からオファーが来ていると明かす。

「草なぎと香取については、昔からタモリ(71)と親交があることから、タモリの所属事務所である田辺エージェンシーと契約するという見方が日増しに強くなっている。同事務所はかつて日本テレビを退社し、スキャンダルで実質的に干されていた夏目三久(32)を拾い、現在のポジションにまで押し上げている。ワケありのタレントを扱うことに長けているので、仮に草なぎや香取が所属したとしても長所を最大限に引き出せるのでは」(前出・芸能記者)

 ちなみに草なぎは、タモリが出演している『ブラタモリ』(NHK)のナレーションを担当。9月のジャニーズ退所以降も続投することが確定事項だ。独立組の最年長となる稲垣は、こうした2人とは異なる路線を模索しているともいわれている。

「稲垣はもともと役者路線に進むことが濃厚で、俳優活動に特化した中堅事務所への所属も考えられる。活動は今以上にマイペースなものになるでしょう。稲垣は芸能界にさほど未練もないようで、いずれは隠居するのではとも言われています」(前同)

 ジャニーズ事務所を離れることとなった3人は各自それぞれの未来予想図を描いているのかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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