小林麻央さん、樹木希林や謎の気功師にまですがった”生への思い” (2/2ページ)
■なぜか浮上したベテランの大物女優・樹木希林の名前
6月29日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、麻央さん側が、女優の樹木希林(72)に救いを求めたとの話を伝えている。
「樹木は、夫の内田裕也(77)をしのぐ個性的な人物です。本人とはファックスでしか連絡が取れず、インタビューのギャラを受け取らないなど行動が独特。じつは内田が樹木からDVを受けていたような話もあるなど”奇人”として知られている。真偽は不明ですが、“全身がん”を自称するなど言動も謎めいています」(前出・記者)
ただし樹木は『新潮』の取材に対して麻央さん側との関与を全面否定。さらに「病気になるのは身体の波動力エネルギーが落ちているから」と公言するスピリチュアルな気功師まで浮上するなど、エセ科学に頼っていた麻央さん側の姿を報じている。
幸福な家庭に突如として現れたがんという恐怖。麻央さん・海老蔵両人の動揺たるや、さぞかしだったことだろう。冷静な判断を失ってしまい、エセ科学に頼るほど追い詰められていたなら誰も責められない。だが、エセ科学との関与で早期のがん摘出手術のチャンスを失ってしまったとしたら不幸でならない。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。