【プロ野球】源田壮亮(西武)に京田陽太(中日)。遊撃が熱い今、新人で遊撃レギュラーを奪った名手の系譜を見る (2/2ページ)

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■石毛宏典、立浪和義が躍動する1980年代

 1980年のドラフト1位で、プリンスホテルかから西武に入団した石毛宏典。ルーキーイヤーの1981年は、ロッテとの開幕戦に「1番・遊撃」でスタメン出場。5回にロッテのエース・村田兆治からプロ初本塁打を放つなど猛打賞を記録。鮮烈なデビューを果たした。

 この年は打率.311、21本塁打、25盗塁とルーキーとは思えぬ活躍ぶりで新人王を獲得。その後は常勝西武のリーダーとしてチームをけん引していく。

 1988年には、PL学園のキャプテンとして春夏連覇を達成した立浪和義が中日でルーキーイヤーを迎える。星野仙一監督は不動の遊撃だった宇野勝を二塁へコンバートし、立浪を抜擢。大洋との開幕戦では、「2番・遊撃」という高卒ルーキーでは異例ともいえる起用で、開幕スタメンを勝ち取る。

 この年は110試合に出場し.打率223。しかし、打率こそ低かったが、22盗塁の俊足と持ち前の野球センスを発揮し、チームのリーグ優勝に貢献した。

 その後は右肩痛の影響で二塁へコンバートされるが、チームの主力として長年活躍し、通算2480安打の記録を残した。なお立浪の放った487二塁打は日本記録となっている。

■新人盗塁記録を作った小坂誠

 1996年のドラフト5位でJR東日本東北からロッテに入団した小坂誠も、1年目の1997年の開幕戦から、その高い守備力と俊足を買われて「2番・遊撃」で出場。レギュラーに定着し、松井稼頭央(西武、現楽天)と盗塁王争いを繰り広げる。タイトルこそ取れなかったが、56盗塁で新人最多盗塁記録を打ち立て、新人王となった。

 翌1998年には再び松井と盗塁王を争い、43盗塁で松井と盗塁王のタイトルを分け合った。

 近畿大で強肩強打の遊撃として鳴らし、巨人に入団した二岡智宏。1年目の1999年は川相昌弘(現巨人3軍監督)との併用が続いたが、シーズン途中から遊撃のレギュラーを獲得した。

 新人王は20勝を挙げたチームメイトの上原浩治に譲ったが、打率.289、18本塁打と前評判通りの活躍を見せつけた。

文=武山智史(たけやま・さとし)

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