怖いだろ?これ亡霊なんだぜ。パブアニューギニアの部族「マッドマン」(泥人間)のいで立ち (2/3ページ)
世界の限られた現地語の12%がここに集中している。800以上もの違う言語が話されていて、わずか数キロしか離れていない隣りあった部族間でも言葉を理解できない。・仮面は亡霊の顔を模していた
一説によると、ハイランド地方アサロ川周辺の部族たちは、戦うことをあまり好まず、敵に襲われると逃げ回っていたという。
ある時、部族は敵に追われアサロ川の辺の沼地にはまりこんでしまった。起き上がると全身は泥だらけ。ところがその姿が亡霊のように見えたようで、恐ろしくなった敵は一目散に逃げ帰ったという。
それから、この部族は全身に泥を塗り、亡霊に見せることで、敵を撃退したのだという。
別の言い伝えもある。
その昔、この地域では2つの部族の争いが絶えなかった。いつも人数の多い部族が勝つのだが、このままでは引き下がれないと負けた部族は一計を案じた。
彼らはアサロ川に入り全身に泥を塗り、怖い仮面をかぶって敵の村に入っていったのだ。すると村人たちは「亡霊だ!死者がやってきた!」と恐れ逃げ出したという。それ以来この部族は、このいで立ちを常時するようになったという。
現在は、儀式やイベントの時、観光客に見せるときにのみこの格好をしてくれるという。