水素水でがん治療?小林麻央さんが通った病院に”業務停止命令” (2/2ページ)
■問題の病院がマンガを使い効能を猛アピール
病院のホームページに記載された水素温熱免疫療法の説明によれば、高濃度水素水を用いた温熱療法のことらしく、院長自ら「H2アクアサーミア」と命名。40℃前後の高濃度マイクロナノバブル水素水が、あらゆるステージのがんに効果があるという。同クリニックでは、マンガまで使って、積極的に効能をうたっている。
「要は、水素水の入った風呂に入るだけのこと。ホームページの研究実績では、『80名のうち79名の方が、ガンの進行を遅らせることができた』とうたっていますが、遅れたかどうかは医師の主観にゆだねられる。水素水自体が、効果が科学的に証明されているわけではありません。」(前出・全国紙記者)
2年8月に及ぶ闘病生活では、気功にまで手を出した麻央さん。回復に向けての飽くなき追求が、客観的な判断を狂わせ、早逝につながったのか。同じくがんに苦しむ人々のため、詳細な検証が望まれる。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する