座敷わらしやぬらりひょん…家の中の薄暗〜いところに現れる妖怪たち (2/3ページ)

Japaaan

枕がえし

鳥山石燕『画図百鬼夜行』「反枕」

人間の子どもくらいの大きさの枕がえしは、全国に出没し、静岡県西部地方では枕小僧とも呼ばれていました。朝起きたら枕が表裏反対になっていたり、思わぬところに枕があったら、枕がえしの仕業と思われていたそう。

古来、枕はこの世から夢の世界へ移動させるといわれ、寝ている間に枕がひっくりかえれば、魂が夢の世界から帰ってこられない、と人々は恐れていたのです。だから、この枕がえしに遭わないように、枕を頭にくくりつけて寝る人も多かったとか。

あかなめ

鳥山石燕『画図百鬼夜行』「垢嘗」

文字通り、風呂場のあかをなめる妖怪で、人間の子どもくらいの大きさ。ざんぎり頭と長い舌がトレードマークで、全国に出没しました。あかねぶりという別名もあります。汚れやすい風呂をいつもきれいにしておかないといけない、という教訓から生まれた妖怪という説もあるそう。

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