サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「バーディーイーグル軽視禁物!」 (2/2ページ)

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が、よく穴をあけるのは高齢馬であり、そうした馬の状態のよしあし、ハンデの軽重をよく見極め、吟味することは馬券戦術上、大切だ。いずれにせよ、この七夕賞は馬券的には実に難解な一戦であることは間違いない。

 狙ってみたいのは、ピークを過ぎたと見られている7歳馬バーディーイーグルである。

 年齢からすれば、すでに下り坂にあるものの、前述したようによく穴をあけるのが7歳以上の高齢馬。評価が落ちたところで軽く見ていると、アッと驚くパフォーマンスを演じることがよくある。軽視はまさに禁物と釘を刺しておきたい。

 昨年の新潟記念で凡走後、軽い脚部不安で戦列を離脱したが、この春の休養明け後は成績が上がらないものの、この4戦、いずれも勝ち馬とは大きな開きはなく、善戦を続けている。

 鋭い決め手に欠けるだけに着順こそ悪いが、前走のエプソムCでは5着と健闘。勝ったダッシングブレイズとの差はコンマ3秒だったように、4戦とも勝ち馬との差は1秒以内。一生懸命走る善戦マンであることがわかる。

 前々走のメイSは、ハンデ戦で53キロを背負って5着。重賞である今回は恐らく同じ53キロか54キロだろう。であれば、好勝負になっていい。

 福島は〈0002〉と良績はないが、展開、流れが向かなかったまで。逃げ、先行馬がそろった今回は、出番があっていいはずだ。

「いい雰囲気。状態は使われつつ良化している」

 とは国枝調教師。

 なるほど、馬体が締まって、この中間の稽古の動きは軽快そのもの。状態のよさは明らかだ。

 祖母メイプルジンスキーは、アラバマSなど米国のGI2勝馬。全兄のバーディバーディも、ダートだが重賞勝ち馬。

 血統的な背景からも重賞を勝ってよく、大きく狙ってみたい。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「バーディーイーグル軽視禁物!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 7/13号七夕賞バーディーイーグル水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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