浴衣でお出かけ!江戸時代から大人気だった東京・入谷の朝顔市が開催中 (2/2ページ)
下谷や御徒町周辺の植木職人たちは、毎年競い合うように不思議で面白い変化朝顔を生み出して、「どうでい、こっちはこんな珍しい花が咲いたぜ」「いやいやこっちだって負けちゃあいねえぞ」と自慢しあっていたことでしょう。
東雪亭「朝かがみ」国会図書館蔵
江戸の文化文政期と言えば世間のムードは退廃しきり、美人画のブームも寛政期以前の鳥居清長らの「正統派スレンダー美女」ではなく、渓斎英泉らのどこか屈折したような「ひとくせある妖艶美人」ブームが巻き起こった時期。
朝顔もそれと同じく、正統派の綺麗な花よりも、見た事もないような変わった姿かたちの変化花の方が庶民の退廃的な感覚にぴったりきたようです。
今年もたった3日間、江戸の朝顔ブームの熱気がよみがえる入谷朝顔まつり。ぜひとも浴衣や夏着物で、気軽に出かけてみたいものです。
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