西田敏行中傷が前例に「フェイクニュース」逮捕者続出の可能性 (2/2ページ)
検索エンジンにも範囲を拡大することで、フェイクニュースへの対策をより強化する見込みだ。
グーグルは、ファクトチェックラベルはすべての検索結果に対して表示されるわけではなく、複数の組織の検証により異なる結論が出される場合もあると説明している。
「西田敏行さんの話に戻れば、顔色が悪いことで違法薬物を使用しているという短絡的な根拠を出したにすぎません。コカインを吸引したと思われる写真を出され、ドラッグ愛用の真偽が問われた成宮寛貴を例に出すまでもありませんが、読者はいま、真偽の見極めに厳しい。これからどんどん虚偽のことを書いたネットライターは逮捕される可能性があります」(同・弁護士)
ネットニュースが名誉毀損や業務妨害の草刈り場になりそうだ。
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