医療事務とは? なるにはどうすればいい? 仕事内容を知ろう (2/3ページ)

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10円未満は四捨五入するので「2,450円」というわけです。

会計の際にはこのような点数計算を基に患者に請求書を発行し、お金を支払ってもらいます。この計算に密接に関わっているのが「レセプト業務」です。上記の場合、患者は3割負担ですが、残りの7割は保険者(市町村や健康保険組合など)に支払ってもらわなければなりません。

そのためには、どの患者にどんな医療行為を行ったのか、その明細が必要になります。ですので、医科・歯科なら「診療報酬明細書」、調剤薬局なら「調剤報酬明細書」、訪問看護なら「訪問看護療養費明細書」という「レセプト」を作成、審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金/国民健康保険団体連合会)に提出するわけです。

審査支払機関はそのレセプトに誤りがないかを審査し、OKであれば保険者に請求を行います。この請求によって初めて保険者から医療機関に支払いが行われます。ですので、レセプト業務は特に重要な仕事といえるでしょう。

ちなみに、前月分のレセプト提出の締め切りは翌月の5日(社会保険診療報酬支払基金)、10日(国民健康保険団体連合会)です。医療事務が月末・月初に非常に忙しくなるのは、このレセプト業務のためです。

■医療事務になるには?

医療事務になるには、求人を行ってる医療機関に応募し、雇用してもらうのが最も一般的な方法です。医療事務を行うのに、特に資格は必要ありません。上記のような点数計算なども慣れれば誰にでもできることですが、診療報酬の計算について専門知識を持っていることを証明してくれる資格もあります。

●診療報酬請求事務能力認定試験

『公益財団法人 日本医療保険事務協会』が認定している資格で、レセプト業務についての知識、能力を検定します。1994年に始まり、年2回(7月、12月)の試験が行われています。直近の2016年12月に行われた第45回の試験では、医科で合格率39.3%、歯科で合格率34.1%となっています。この結果からもわかるとおり合格するのが難しい試験です。

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