天才テリー伊藤対談「ジミー大西」(2)画家への専念ってそんな理由なの!? (2/2ページ)
ジミー そういう反応もあったせいか、その後、周りの人からも「絵を描いてくれ」って言われるようになったんです。キャンバス代もかかるし、タダであげるのも損やからと思うて、お金をちょこちょこもらってたら、会社が「個展をしよう」と言いだしたんです。
テリー さすが吉本! 金の匂いをさっそくかぎつけたわけだ(笑)。
ジミー 「でも僕、人に絵を描けと頼まれたら、よう断らんのです」と答えたら、「よし、わかった。じゃあそういうことはこっちで仕切るから、ジミーは芸能界をいったん辞めて、絵だけ描こう」と。
テリー ええっ!? じゃあ「画家に専念する」って言ったのは、ジミーちゃんの意志じゃなかったんだ?
ジミー そうなんです。
テリー ひどい話だね。だって当時、ジミーちゃんは人気者だったじゃない。当然、お笑いを続けたい気持ちもあったんでしょう。
ジミー もちろん、お笑いは心底好きです。でも、会社が「お前はトークあかん、バラエティあかん、芝居もあかん。だから、いったん全部辞めよう」と。
テリー 人権侵害で訴えたほうがいいよ(笑)。
ジミー でも、さんまさんにも「お前、トーク下手や」って言われていて。
テリー 実際に絵描き転向の話を聞いた、さんまさんの反応は?
ジミー 「それはええかもわからへんな」って。
テリー あっ、そんな感じだったんだ。ちょっと意外だな。
ジミー それで、さんまさんや会社のアドバイスもあって、今までお世話になった人に迷惑がかからないよう、1年半かけて徐々にレギュラーの仕事を辞めていったんです。