熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 岩隈久志に残された4つのシナリオ (2/3ページ)
シナリオ(1):シーズン終了後、FAになって他球団と契約
岩隈が8月半ばまでに復帰し、シーズン終了まで先発で防御率4.00レベルのピッチングを見せた場合、ローテの若返りを図っているマリナーズのディポートGMは岩隈との契約更新を見送るだろう。そうなると岩隈はFAとなって他球団と契約することになる。先発のコマが足りないオリオールズ、エンジェルス、ツインズ、ジャイアンツ、カブスなどが1年700〜800万ドルのオファーを出して獲得しようとすると予想される。岩隈は来年4月に37歳になるので年齢がネックになり、複数年契約をオファーするところはないだろう。
今オフのFA市場は、先発投手のいい出物が少ない。3球団くらいの競合になれば1年1000万ドルくらいまで金額が上がる可能性もある。
岩隈は2013年にア・リーグのサイヤング賞選考で3人の最終候補に残った実績があり、制球力に関してはメジャー屈指のレベルという評価が定まっている。肩の故障リスクが高いというネックはあるが、故障がなければ、悪くても2ケタの勝ち星と4.00前後の防御率は期待できるので、先発の4番手にうってつけだと考えるチームは少なくないはずだ。
シナリオ(2):年俸500〜800万ドルの1年契約でマリナーズに残留
岩隈がシーズン後半の早い時期に復帰して、シーズン終了まで安定した防御率3点台後半のピッチングを見せ、なおかつシーズン後半、マリナーズの若手の先発投手たちが伸び悩んだ場合、ディポートGMは岩隈に1年500〜800万ドルのオファーを出し、引き留めにかかるだろう。岩隈は自宅がシアトルにあるので、オファーされた金額が相場より低くても、残留を選択する可能性が高い。
シナリオ(3):8月末までにトレードで優勝を争うチームに移籍
岩隈の肩の故障が7月半ばまでに回復し、ローテに復帰して3点台前半のピッチングを見せた場合、ポストシーズン進出の望みが消えたマリナーズは、8月末までに優勝を争うチームに岩隈をトレードし、見返りにマイナーの有望投手を獲得する可能性がある。8月末までにトレードされた選手はポストシーズンでプレーできるので、岩隈に思わぬビッグチャンスが訪れるかもしれない。