チャラい医学生は何故チャラいのか? 元医学生に聞いてみた! (2/2ページ)

恋学

その後はもう、甲斐甲斐しく飲み物を注文してくれたり、食べ物をよそってくれたりと、まさに王様気分になれたそうですから、「医学生」というのは合コンにおいてはかなりのパワーワードなんでしょう。

もっとも、Fも中々したたかかな男。こういう、相手の立場によって露骨に態度を変える女性とはあくまでも遊びだけの関係に留めていたということです。

チャラくなるにはチャラくなるだけの理由がある……

前述のように、医学生を名乗るだけで周囲の女性が目の色を変えて接してくるということは、Fの経験上は珍しくないどころか、当たり前の反応だったそうです。

交際相手の両親に挨拶に出向いたときは、それがかなり顕著だったとか。最初は値踏みするような目つきだった彼女の父親も、「医学生です」と名乗ったとたん、敬語になったというから、大したもんです。

こういう露骨な手のひら返しを何度もされていると、そりゃあチャラくなるのも仕方がないことなのかもしれません。

僕らってその辺のどこにでもいるような人が、いくらまともな正論を口にしても、あんまり耳を貸さないじゃないですか。

しかし、一方で著名人の言葉なら、多少理屈が通ってなくても大きく持ち上げる人というのが必ずいて、こういう意見は拡散もされるし、影響力も持つようになります。

世間には、いわゆる権威主義のきらいが強いんですよね。医学生という肩書きもその一種で、成功が期待できる若い人物というだけで、打算的な人たちは仲良くしておこうと考えるものなんでしょう。

おわりに

ちなみにFは、学生時代に散々遊びまわっていたこともあってか、現在ではすっかり老け込んでいるというか、女性関係はさっぱりとのこと。

日々の激務もあって、遊ぶ時間も確保できないということです。今はやろうと思っても合コンすら出来ない有様。

「今考えると、医学生時代に存分に遊び倒しておくことは、実は大事なことだったのかもしれない。あのとき人並み以上に遊んでて良かった」

Fはそう呟きながらも、職場からのメールを逐一チェックしていました。

Written by 松本ミゾレ

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