天才テリー伊藤対談「ジミー大西」(4)ジミーちゃんって唯一無二の存在だ (2/2ページ)
ジミー いやいや、僕は本当にトークもうまないし、バラエティにも自信がないのが正直なところなんです。だから今は戻ってはみたものの、「さて、これからどうなっていくんかなァ?」みたいな感じで、自分でもようわからんのです。
テリー でもね、今日こうやってジミーちゃんと話させてもらってあらためて感じたけど、やっぱりジミーちゃんにしかない味、笑いがあるよね。
ジミー あ、それはこの前、浜田(雅功)君と一緒にロケに行った時にも、「お前みたいなヤツ、他におるかなと思うたら、おれへんな」って言われました。
テリー うん、俺もそう思う。今、芸人さんがみんなおもしろすぎたり、うますぎるところが、逆に嫌みになっちゃう時があるんだよね。その中で、ジミーちゃんみたいな存在は唯一無二だし、貴重だと思うんだよなァ。
ジミー そんなもんですかね、自分のことだからよくわかりませんけど。
テリー そうそう、だから気にすることはない、好きなようにやりなよ。それに芸能活動をすることで、また絵の方面でインスピレーションも湧くようになるんじゃないの?
ジミー そうですね。今は暇な時にテントウムシとか描いてみたり、前よりは気楽に描けるようになってると思います。
テリー そうだよね。何だって、専念すると疲れちゃうよな。
ジミー ええ。お笑いでも期待されると逆にスベって、「ええっ?」っていうのがようありますから(笑)。
テリー それも笑いに変えちゃうのがジミーちゃんの強みだからな。ホント、これからも頑張ってよ。
◆テリーからひと言
本人が特におもしろくする気もないのに、場が盛り上がる。それはやっぱり才能だし、それを持ってるのは特別な人だよ。ジミーちゃん、ずるいよなぁ。実にうらやましい存在だよ。