いつか第一歩を刻むことを信じて。NASAの探査機が観測し続けてきた火星、20年の歴史

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1997年以来、ほぼ途切れることなく火星を探検し続けているNASAの火星探査機。彼らの孤独な探検は今年で20年目となる。
そこで海外メディアではその地道な作業を称えるべく、マーズ・パスファインダーやスピリット、キュリオシティといった探査機による見事な画像を特集し、彼らの20周年記念を祝っている。
いつか人類が踏み入れるであろう火星上陸を夢見て、火星のその姿を目に刻んでいくことにしよう、そうしよう。
1. 火星で最も古い場所の一つであるノアチス・テラクレーターの底にある砂丘のフィールド
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image credit:NASA
2. 火星の南の中緯度のいくつかあるクレーターを示す色補正画像。青みを帯びてるのは鉱床で、酸化や腐食がない鉄を含む鉱物である可能性が高い
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image credit:NASA, JPL, UNIVERSITY OF ARIZONA
3.探査機オポチュニティがとらえた熱シールドの着地点
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image credit:NASA, JPL, CORNELL
4. 火星の特徴の一つである砂丘は、最も風に吹かれている場所に広がっている。こうした領域は周辺の地形の堆積物の歴史の手がかりにもなる
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image credit:NASA/JPL-CALTECH/UNIVERSITY OF ARIZONA
5. 探査機マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)がとらえた景色。霜に覆われたピンクの砂丘などが写っている
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image credit: HIRISE, NASA
6. 2014年の夏に探査機がとらえたエンデバークレーターの西の縁
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image credit:NASA, JPL, HIRISE
7. マリネリス峡谷の東にある浸食されたクレーター、アラム・カオスの底にある砂丘
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image credit:NASA JPL-CALTECH, UNIVERSITY OF ARIZONA
8. 太陽系最大の峡谷、マリネリス峡谷の中央にあるメラス谷
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image credit:NASA, JPL, UNIVERSITY OF ARIZONA
9. 露出した岩グリーリーヘブンの北の斜面に4カ月間滞在したオポチュニティがとらえた画像
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10. ラッセルクレーターの砂丘。この砂丘は単に美しいだけでなく、秋には霜が降り、春には消えてなくなることからMROの高解像度カメラHiRISEがよくとらえる観測地点になっている
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11. 穴のように見えるのはクレーターではない。これはヘールクレーターができるときに噴出した堆積物で、時間の経過とともに砂丘に覆われてこんな景色になった
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image credit:HIRISE, JPL, NASA
12.キュリオシティが 2012年に打ち上げられてから横断した地質や地形をパノラマにした景色
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13. 暖かい時期にマリネリス峡谷の中部や東部に現れる傾斜の筋模様
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14. ビクトリアクレーター。浸食やクレーター壁の崩れによって縁が特徴的な波打つ形になっている
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15. ソーラーパネルに塵が堆積すると電力供給が減るため、探査機の機動力は冬が終わるか風でパネルがきれいになるまで制限される
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16. 2015年の9月25日にキュリオシティがとらえたゲールクレーター内にあるバグノルド砂丘
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17. コヴァルスキー衝突盆地内に露出している岩盤の一部
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18. できたてのクレーターをとらえた印象的な一枚。直径およそ30mほどで幾重にも重なった爆風域に囲まれている
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19. 北極にある層状の堆積物は厚さ3km、直径1,000kmほど。塵をたくさん含んだ氷の層だ
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20. 砂丘の分布と形状は風向きや風力の変化に影響される
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21. キュリオシティの自撮り画像。アイオリス山(シャープ山)ふもとの岩にて
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22. 2015年3月、研究者がキュリオシティを使い、画像中央のガーデンシティという地点で十字型の鉱脈の構造などを調べた
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23. シレヌム地溝帯付近のクレーターには峡谷に刻まれた急な斜面がある
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24. 盛り上がった縁と不規則な浅いくぼみ。この奇妙な地形の形成過程はまだ不明のままだ
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25. ゲールクレーターの一部。粘土鉱物と硫酸塩の痕跡が検出されている。その鉱物学上の変化が、この場所の大昔の環境変化を反映している可能性もある
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26. 中緯度の斜面によくみられる風景。峡谷につながることが多い
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27. 火星にも崖や川谷、氷河や火山といった地球になじみがある風景が存在する
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28. 2017年の初めに6輪車のキュリオシティの左中央のタイヤに裂け目がはいってしまった
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29. アイオリス山(シャープ山)のふもとにある風光明媚なマレー・ビューツ地域
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30. MROがとらえた夏の終わりごろの南半球。太陽が低い位置にあり、繊細な地形が強調されている
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31. NASAのキュリオシティチームは中央にある物体を宇宙船の破片とみている
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32. 火星の砂丘の中で初の調査対象だったバグノルド砂丘の一部。砂丘は活動的で一年に1mほど移動する
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33. 春の終わり頃にアマゾニス平原で撮影された見事な眺め。上空にできたつむじ風が火星の地表に曲がった影を落としている
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34. 火星の砂丘にみられるガリと呼ばれる地形
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35. NASAは2018年と2020年に火星探査機打ち上げを予定している
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image credit:NASA
via:fubiz、nasa/ translated D/ edited by parumo
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