真木よう子「セシルのもくろみ」低視聴率発進も業界内評価は抜群 (2/2ページ)
編集者、ライター、スタイリスト、カメラマンなど、どれも本物に見えます」(同・編集者)
そのなかでも最大の発掘は、ファッション雑誌の編集長役のリリー・フランキーだ。
「おしゃれでダンディー。素晴らしい変貌ぶりです。リリーさん以外にも役者たちが見事に化けている。このドラマは本当に奥が深いものになるかもしれません」(同・編集者)
ただし、雑誌をリードしてきたトップモデル役の吉瀬が、読者モデルにすぎない真木に対して、息子の学校が同じですれ違ったことがあるというだけで「パーティーで握手を求める」など、わざとらしい演出があるのも確かだ。
初回の視聴率は5.1%とかなり苦戦ながら“企画のもくろみ”としては当たっているはず。奮起に期待したい。