「時代遅れで不愉快」高校生タバコ吸いすぎドラマにクレーム殺到 (2/2ページ)
ここまでたばこが全面的に出てくる作品は、近年では珍しいですね」(同・雑誌ライター)
SNS上でも《タバコは男の色気演出に最高だったという時代は終わった》、《見苦しさにもほどがある。父親の千葉真一が泣くで》など、喫煙に批判的な書き込みが目立つ。
「いまのテレビ局は、喫煙シーンがあるときは、『火器使用願い』を局の管理部にしたためなければなりません。この許可が下りるのに、下手をすると2週間はかかることもあるので、演出家は最初から役者に喫煙をさせたがらないのです」(同・雑誌ライター)
あるテレビドラマのキャスティング交渉では、有名な役者が「喫煙しないといけないのならドラマには出ない」と断ったという逸話もある。
喫煙は見ていて愉快になる行為ではなくなった。演出とはいえ、見苦しいのは事実だろう。視聴率が芳しくない初回放送だっただけに、この演出がこれ以上は視聴率に影響しなければいいのだが…。
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