痴漢撃退グッズってレベルじゃねえええ!1800度の炎で焼き払う。携帯用の火炎放射器が中国で大人気
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満員列車の中で、うっかり遭遇しがちなのが痴漢である。夏は薄着の季節であるからにして、ダイレクトに肌で異変をキャッチしてしまう。
痴漢出没は何も日本に限ったことではない。中国ではある痴漢撃退グッズが人気を集めている。それはスタンガンなどという生やさしいものではなかった。
ハンドバッグに入れて持ち運べるコンパクトサイズで、見た目は小型のライトセーバー風。そのスイッチを入れると、1800度にもなる高温の炎がゴオオオオっとでてくるのである。やっぱライトセーバーみたいなもんじゃん。
・携帯用の火炎放射器の威力が武器レベル
この携帯用の火炎放射器は、中国の複数の通販サイトで「YIPINXUAN」という商品名で販売されている。価格はバラつきがあるが、だいたい1450円~4350円ほど。
夏が近づくにつれて注目度が上昇し、通販サイトによっては月に300個以上が売れるそうだ。
炎の大きさは調整可能で、約30分間も放射させ続けることができるという。最大で1800度、約50cmというボリューミーな炎が出るらしく、それってかなりデンジャラスな気がするのだが・・・。
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・違法なのか合法なのかが議論の的に
中国の警察はこのアイテムが違法だと警告しているが、ある通販サイトは中国メディアの取材に対して
相手を傷つけることはできるが違法ではない。と語っている。
武器ではないし、死を招くわけではない。
また、「悪い男を撃退するのに十分な高温と火力」や「テロ組織に立ち向かうSWATのような気分になれる」と紹介している通販サイトもあるようだ。
なお、スイッチがバッグの中で勝手にオンになってしまうことがあり、携帯している人や周りの人がケガをする可能性があるため注意が必要なようだ。痴漢はもちろん撃退すべきだが、ここまで威力抜群の火炎放射器だと使うタイミングが難しいんじゃないかな。
ていうか強力なガスバーナーだよねこれ。
アメリカには強力なレーザーポインターとか売られているけど、どっちが殺傷力高いんだ?っていう話じゃないからそれ。
いずれにせよ物騒この上ないし、二次災害も招きそうだし、冤罪だった場合は気の毒でならないし、使い方を誤ると自分にも危険が及ぶので、日本のおともだちの場合には、お外での所持使用はダメ、絶対だ。
via:Telegraph / Boing boing / The sunなど / translated by usagi / edited by parumo
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