【夏の甲子園】大阪きっての古豪対決・関大北陽対市岡観戦記。過酷な激戦区・大阪大会に注目せよ (2/2ページ)

《夏の甲子園》大阪きっての古豪対決・関大北陽対市岡観戦記。過酷な激戦区・大阪大会に注目せよ
■試合は接戦に
試合は、土曜日の朝9時からスタンドはほぼ満員の状態だった。さすがに有名校同士の試合である。選手の関係者やOBたちが多く集まっているようで、あちらこちらであいさつが交わされている。こういう雰囲気は、試合前の緊張感から解き放たれていい感じである。
市岡の先攻で試合開始。1回裏、関大北陽がエラーで出塁した走者をタイムリーヒットで還して1点を先制。2回表、市岡は3本のヒットで2点を取り、逆転した。
関大北陽は7回裏の攻撃で、2死二塁からタイムリーヒットで同点に追いついた。8回裏には1死二、三塁から暴投で1点の勝ち越しに成功。9回の市岡の攻撃を抑え、3対2で勝利した。市岡は4回と8回に二死満塁のチャンスがあったが、いずれも凡退。惜しいゲームを落とした。

《夏の甲子園》大阪きっての古豪対決・関大北陽対市岡観戦記。過酷な激戦区・大阪大会に注目せよ
■大阪桐蔭と履正社。2強を崩すチームは現れるか
大阪の高校野球界は、1980年代から2000年代までは「打倒・PL学園」だったが、今は「打倒・大阪桐蔭、履正社」へとシフトした。今夏、その2強を追うのは、春季大阪府大会2位、3位の大体大浪商、東海大仰星(※)。昨年の秋季大阪府大会優勝の上宮太子も有力校だ。そこに昨年夏の大阪大会で大阪桐蔭を下した関大北陽も加わっている。
甲子園を観るより面白いかもしれない大阪大会から目が離せない。
(※編集部注 東海大仰星は3回戦で大冠に4対8で敗退)
- 矢上豊(やがみ・ゆたか)
- 関西在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。