松田聖子が最後の世界挑戦?斎藤工と挑む”シンガポール映画”の中身

デイリーニュースオンライン

「We Love SEIKO」より
「We Love SEIKO」より

 松田聖子(55)のお忍びシンガポール旅行には深い理由があったーー。聖子は7月8、9の両日、東京・日本武道館でのコンサートに臨んだが、まさかの着席……座ったままでの歌唱だった。公演直前に腰や背中を強打したのが原因で、閉演後にシンガポールに旅立つ際も車いすで空港内を移動する様子を『女性セブン』(小学館)が撮影している。巷には重病説まで流れたが、今回のシンガポール渡航は映画撮影のためであったことを、7月25日発売の『女性自身』(光文社)が報じている。

「『女性自身』の記事では、今回撮影しているのは日本・シンガポールの共同制作映画『ラーメン・テー』で主演は斎藤工(35)だと報じている。斎藤は群馬県内のラーメン店の料理人役で、日本人の父とシンガポール人の母とのハーフという設定。10歳のときに亡くなった母の足跡を追いかけ、シンガポールを巡るストーリーです」(週刊誌記者)

 聖子は斎藤と一緒にシンガポールをたどるキーマンとして登場するとみられる。メガホンを取るのは、シンガポール映画界の重鎮のエリック・クー(52)で、カンヌ国際映画祭など数々のノミネート経験もある国際派。映画の出来次第では名だたる国際映画祭での受賞対象となりうることも考えられる。

 しかし、聖子と言えば、1990年代以降はアメリカを中心に活動の場を移したが、目立った活躍はできなかったトラウマがある。今回の映画は名誉挽回の絶好の機会であり、怪我をおしてでも撮影に臨もうとする意欲は納得できる。だが、聖子と国際映画との相性はいまひとつで、周囲の期待感も低いままだという。

■松田聖子の過去のハリウッド挑戦はわずか3秒で終了?

 松田聖子のハリウッド映画への挑戦は今に始まったことではない。1999年に公開された大ヒット映画『アルマゲドン』に出演した聖子だったが、与えられたのは名も無きタクシーの乗客役で出演時間はわずか3秒程度。大々的な前宣伝があっただけに世界進出の大コケを強く印象付けている。

「日本で輝かしい実績を残した聖子が今欲しいのは世界での名声です。これまでの海外での活動は鳴かず飛ばずだったため、今回は年齢的にも最後のチャンスとなるため、やる気は並々ならないものがある。『女性自身』の記事では聖子と斎藤がシンガポールの川べりに座る姿を激写されていますが、これには不自然な印象が否めない。映画の話題作りとして仕込んだ可能性も囁かれています」(前出・記者)

 上昇志向丸出しで芸能界を駆け抜けた聖子も、いまや55歳の初老の域にさしかかっている。腰と背中を痛めた状態で無理な撮影を続け老いを進行させないか。他人事ながら気になるところだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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