【高校野球】増田珠(横浜)、岩本久重(大阪桐蔭)ら、2014年・侍ジャパンU-15メンバーが迎えた最後の夏 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

侍ジャパンU-15メンバーが迎えた最後の夏
侍ジャパンU-15メンバーが迎えた最後の夏

 沖縄大会を制した興南を皮切りに、各地で甲子園出場校が決まっている。

 そんななか、3年前にメキシコで行われた第2回IBAF 15Uワールドカップを侍ジャパンU-15のメンバーとして戦った当時中学3年の選手たちは、高校球児としての最後の夏を迎えている。

 このときの侍ジャパンU-15は鹿取義隆監督(現巨人GM)が指揮を執り、7位に終わった。あれから3年、侍ジャパンU-18候補にも選出された者、甲子園春夏連覇を目指す者、地方大会で敗れた者……。それぞれの場所で皆が戦っている。そんな彼らの今を追う。

※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!

■先頭を走るのは横浜・増田珠

 2014年の侍ジャパンU-15で主に4番打者を任されたのが、当時、長崎リトルシニアの増田珠だった。

 横浜へ進学し、1年夏には中堅のレギュラーを獲得。2年夏には、慶應義塾との神奈川大会決勝で2打席連続本塁打を放ち、勝利に貢献。甲子園に出場した。今夏は4番に座り、4回戦の藤沢翔陵戦では同点2ランを放つ活躍を見せた。走攻守三拍子揃ったプレーでプロのスカウトからも注目を集めている。

 その増田に続く活躍を見せるのが、侍ジャパンU-15で増田と3、4番を組んだ西浦颯大。

 中学時代は熊本北リトルシニアに所属し、高知の明徳義塾に越境入学した。1年春からレギュラーを獲得。夏の高知大会では主軸に座るも、甲子園ではベンチ入りメンバーから外れる悔しさを味わった。その後は2年春から3季連続で甲子園出場を果たし、2年夏には3回戦の嘉手納戦で満塁弾と高い打撃センスを見せつけた。

 増田と西浦はともに9月にカナダで行われる第28回WBSC U-18ワールドカップの代表候補選手に選ばれており、2度目の侍ジャパン入りが期待される。

 なお、侍ジャパンが常設化された2013年以降、U-15、U-18の両方で代表入りした選手には藤平尚真(千葉市リトルシニア→横浜→楽天)がいる。

「【高校野球】増田珠(横浜)、岩本久重(大阪桐蔭)ら、2014年・侍ジャパンU-15メンバーが迎えた最後の夏」のページです。デイリーニュースオンラインは、岩本久重増田珠高校野球野球太郎甲子園スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧