死ぬってどんな感じ?6人の臨死体験者が語る死んだ直後に見えたビジョン (2/4ページ)

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・2. 大切な人に会った


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 Schneidah7さんは80キロで走行中のバイクから放り出された。病院に搬送されたとき、臨床的には死んでいた。救急車が来るまで道路に倒れていたが、その間誰かが励ましてくれたことを覚えている。
路肩に誰かがいて、周りがゆっくりと暗く静かになっていったのを覚えている。意識を失わなかったのは、誰かが叫んでいる声がしたからだ。

『しっかりしろ、このバカたれが! 頑張れ、寝るんじゃない!』ってね。で、誰かがヘルメットを叩くんだ。目を開けるとすぐ側にアニキがしゃがんでいたんだ。数年前、薬のやりすぎで死んだはずのアニキが。

彼が腕時計をチラッと見て、『もう来るぞ』とかそんなことを言って、どこかへ行ってしまった。もっと詳しく話せるといいんだけど、あまり覚えていないんだよ。事故の後遺症で今も記憶が飛んだままなんだ。
・3. 庭とメリーゴーランドと子ども


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 多くの臨死体験者が死を無であると説明してるが、アレルギー性反応で心臓が止まってしまったIDiedForABitさんの体験は大きく異なっていた。
「後ろ側にすごくゆっくりと吸い込まれるような感じだった。水の中を引っ張られるような感覚で、ゆっくりと暗くなったり明るくなったりした。

ふと気づくと庭を見つめていた。花が咲き乱れるということはなく、ただ土にところどころ草が生えていた。真ん中にはメリーゴーランドがあって、その周りを子供2人が走っていた。男の子と女の子だ。

うまく言えないけど、そこに残りたいか、帰りたいか選べるような気がした。
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