黄金に輝く王冠は圧巻、デンマーク王の夏の離宮・ローゼンボー離宮を訪ねて (2/4ページ)

デンマーク王室の華やかな歴史をたどる、タイムトラベルのはじまりです。

公開されている居室部分は、地上階と1階(日本式2階)、2階(日本式3階)の3つのフロアに分かれています。
地上階で注目したいのが、1668年にイタリアの人造大理石で造られた「大理石の部屋」。

天井から壁、床にいたるまで華やかな装飾で覆われた空間は圧巻の華やかさです。

壁にはスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの紋章が配置され、当時の絶対君主制をたたえる役割を果たしていました。
1階には「フレデリク4世の広間」や「クリスチャン6世の広間」をはじめ、比較的小ぶりな部屋の数々が並んでいます。
ここで興味深いのが、「鏡の小部屋」。フランスのヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」に影響を受けたクリスチャン5世が、1686年に造らせたものです。

今となっては何の変哲もない部屋のように見えますが、当時鏡は大変な高級品でした。そんな時代背景を踏まえて見ると、ますます面白く感じられます。