400人の孤児たちにリアルファイトさせる中国MMAクラブの実態 (1/2ページ)
梶原一騎原作『タイガーマスク』には世界中の孤児たちを集めて鍛え上げるレスラー養成機関“虎の穴”が登場するが、中国にはまさに“虎の穴”を彷彿させるMMA(総合格闘技)ファイター養成団体が存在するという。
MMAクラブと名付けられたその団体は、なんと400人以上の子供たちを一人のオーナーが養子縁組した上で、総合格闘技のリングで戦わせているという。
日本では到底考えられない、中国MMAクラブの実態を描いたドキュメンタリーをご覧頂きたい。
MMAクラブの設立者であるエン・ボー氏は、46歳の元警察官だという。ボー氏はこの10年間で400人以上の孤児たちを養子とし、厳しいトレーニングで鍛え上げた上で、ケージと呼ばれるMMAの試合場でリアルファイトを行わせている。
その中の一人14歳のシャオ・ロン君は、インタビュアーの質問に「父さんは死んで、母さんは逃げてしまったんだ」と答えている。
画像出典:YouTube(Pear Video)
MMAクラブに入る少年たちは彼のように複雑な家庭の事情を抱えており、いずれも故郷に帰ることのできない少年たちである。
しかし50万人以上の孤児がいるとされる中国では、政府による福祉機関はその5分の1ほどにしか手を差し伸べることができない。