その時、歴史的な「放送事故」は起こった!(3)<バトル篇>大竹まことが逃げまどう山瀬まみを… (2/2ページ)
石橋がレギュラーだった「オールナイトフジ」(フジ系)に、野坂はゲストでもなく、酒に酔った乱入者として乗り込むや、
「お前ら若者が浮かれた気分でいると、世相が悪化する」
そんな説教をして、さらに石橋に平手打ちを一発。みるみる顔色が変わった石橋だが、黙って耐える。
「あの時は酒に酔っていた」
のちに野坂が陳謝したことで、いちおうの手打ちとなっている。
あまり知られていないバトルは、演歌の大御所・五木ひろしと、キング・オブ・Jソウルの久保田利伸。2人がともに「夜のヒットスタジオ」(フジ系)に出た時に事件は起こった。
他の歌手の本番中、控えの前の席に座っていた久保田に対し、後列の五木がガンガンと蹴りを入れる。
「お前、俺より目立つなってことなんでしょうね。小さい人だな」
久保田は述懐したが、真相は「本番中にガムをかむな」という五木の“愛のムチ”であったようだ。
同じ歌番組では、爆笑問題が司会を務めた「ポップジャム」(NHK)でも一悶着。ゲストのラルクアンシエルを「ビジュアル系の」と言ってしまったことから怒らせてしまい、2曲の予定が1曲で切り上げられてしまった。
最後は、球団とテレビ局の抗争にまで発展した珍しいケースを。03年8月にオンエアされた「ワンナイR&R」(フジ系)では、ダイエーホークス(当時)の王貞治監督を、トイレの便器の「王シュレット」というギャグにしてしまう。
事態を重く見た球団は厳重抗議し、さらに日本シリーズの中継権をフジには渡さないと宣言。悪ふざけが球界最大の行事にまで水を差す形となってしまった。