山下智久『コード・ブルー』の成功で20年前の大ヒット作も復活の動き (2/2ページ)
■人気ドラマの続編で“月9神話”復活?
また『コード・ブルー』を放送することは、フジテレビにとっても“安全パイかつ確実な手段”であったと記者は指摘している。
「医療ドラマというのは潜在的に高い数字を持っている作品と言われている。フジテレビには『白い巨塔』や『救命病棟24時』があり、他局では『ドクターX~外科医大門未知子』(テレビ朝日系)がヒットするなどある一定の支持層がいる。木村拓哉(44)を主演にした『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)も王道の医療ドラマとして当クールのドラマの中でも高視聴率を叩きだしています。(前出・芸能記者)
『コード・ブルー』の成功により、フジテレビでは次なるドラマの復活を企てているとの話もあるという。しかしそれは医療ドラマとは趣きを正反対にする”月9”の象徴的な作品だ。
「フジテレビでは、20年前の1997年に放送されていた、反町隆史(43)と竹野内豊(46)主演の『ビーチボーイズ』の続編に向けて動いているようです。このドラマは最高視聴率26.5%と大ヒットし、主演の二人はその後の地位を不動なものにした。当時のファンは現在アラフォー世代となっており、視聴世帯の分布でも影響力が大きい。テレビドラマがまだ話題の中心となっていた年代で作品自体のファンが多いことや、ロケ地がカフェとして存続していることもあり、機は熟したといった空気になっているとか」(前出・記者)
『コード・ブルー』と同じく、メインキャスト勢揃いの復活となれば高い視聴率が望めるだろう。フジテレビは『コード・ブルー』を機に巻き返しの気配が漂っている。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。