サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「タガノカトレアが穴!」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

が、前々走は芝で大敗したあとで体調を崩しており、力を出せないのは、やむをえないこと。前走のユニコーンSは、一息入れて立て直しを図ったあとで重め残り。負けるべくして負けたレースで、これも参考外にしていい。

 それでも前走に関しては、しまいの伸びはなかなかのもの。見せ場を作ったのは、この馬の力ゆえと言っていいだろう。

 使われたことで、この中間は大幅な良化ぶりを見せている。430キロあるかないかの小兵だけに、ダート馬と見られず評価は低い。しかし、走りっぷり、血統を思えばダートでこその馬。断じて軽く見るべきではない。

 母もオープンで活躍したが、兄にタガノジンガロ(GIIIかきつばた記念)、タガノロックオン(GIジャパンダートダービー3着)がいて、走る下地は十分。使われて馬体が締まり、この中間は実にいい雰囲気にある。稽古の動きも軽快そのもの。変わり身を期待してよさそうで、出走できれば大きく狙ってみたい。

 逆転候補にあげたいのは、ノーブルサターンだ。前走のジャパンダートダービーは果敢に逃げまくったが、最後は力尽きて5着。が、逃げ脚に磨きがかかった印象で、力をつけてきたのも確かなのだろう。この中間も順調そのもの。500キロを優に超す、見るからにダート馬。今後の注目株である。タガノカトレアが除外されるようなら、こちらを連軸馬として推したい。

 小倉記念は、バンドワゴンをイチオシしたい。前走は初の重賞挑戦。落ち着きを欠いて本調子になかったが、それでも勝ち馬とはコンマ6秒差と健闘して見せた。そのあとは、一息入れて再調整。一変して好気配を誇っている。ハンデは恐らく54キロ。“一発”があっていい。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「タガノカトレアが穴!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 8/10号ノーブルサターンタガノカトレア水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧