モノとインターネットを繋げる「IoT」と介護 (2/2ページ)

心に残る家族葬



ところがこのような利点があるスマート介護だが、価格が10万円と少し高いのがネックでもある。個人での利用には少々ハードルが高そうだ。しかし、法人であれば手を出せる価格である。介護の現場に採用されれば、今ある介護職の問題が解決されることだろう。

■最後に…

介護職の未来を切り開くスマート介護。このようなIoT技術を駆使したサービスは、今後いろいろなものに応用されていくことと見られている。在宅介護支援センターだけではなく、もっとコストが下がれば一般家庭にもIoT技術が普及していく。そうなれば、介護の負担のみではなく、日常生活の中でも便利なサービスを受けられるようになる。

介護界に新風を吹き込むと予想されるIoTによるスマート介護。この新しい試みが、介護の世界にとって良いものとなるであろうことがわかった。願わくは、今ある介護の良いところを引き継ぎ、悪いところを改善できるような新しい介護を生み出してくれれば、と考えるばかりである。

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