「腐れ縁」の意味は「腐った縁」ではなく「○○な縁」!? (2/2ページ)

恋学

もし筆者が運命の神様で(笑)、地上の男女に「運命のイタズラ」を仕掛けるとしたら、鎖で繋がった男女の縁を切るのは手間がかかりそうと判断します。対して赤い糸で繋がっている男女は、糸切りバサミで簡単に切ることができる……って言い方になっちゃいますね(笑)。

縁が無いよりは「腐った縁」でもあったほうが良い

「元々は『鎖縁』なんですよ」と、いくら力説したところで、いま現在は「腐れ」のイメージが強いのは周知の事実。
言葉の解釈が時代と共に変化していくのは、ある意味、自然なことですからね。 

では改めて、「腐った縁」として考えてみましょう。
これはあくまでも筆者の個人的見解ですが、腐っていても、縁がないよりはマシだと思います。
縁がないということは、誰とも繋がっていないということ。誰とも繋がっていなければ、そりゃ嫌な思いをさせられることはありません。
ですが、素敵な思いをすることもないのです。ノーリスクノーリターンとでも言いましょうか。リスクがないぶん、何もリターンされないのです。

肉も女も縁も「腐りかけ」が味わい深い!

「肉と女は腐りかけが美味い」という言葉があります。これ、「縁」にも該当するのかもしれません。
鮮度抜群の新しいご縁もけっこうですが、なぜか切れない熟し切ったご縁を「味わう」のも一興!

そういえば「腐っても鯛」ということわざもありますね。高級魚の鯛は、たとえ腐ったとしても、本来の品格は失われません。
そんなふうに考えると、腐れ縁のお相手との結びつきも、本来は高級魚のように希少価値のあるものだったということなのでしょう。

腐れ縁の意味が熟知できたところで、あなたにとっての腐れ縁を、いま1度見つめ直してみてくださいね。
なかなか切れないご縁には、それなりの理由が隠れているのでしょうから。

Written by 菊池美佳子

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