上原多香子の不倫劇に悲しい事実?亡き夫を苦しめていた”本当の悩み” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「子供欲しい」
「2人の子供作ろうね」
「私とトントンの子はどんな子かなー」

 男として絶望的なまでの「無力」感がTENNさんを苛んだのは、容易に推察できる。それゆえ公開された遺書に「子供が出来ない体でごめんね」「これが、未来を考えた時の僕のベストです。」「がんばって トントンとお幸せに」と、浮気を責めるわけでなく、心から妻の幸せを願いつづったのだろう。ET-KING時代のTENNを取材した、ある芸能記者は言う。

「TENNさんが、何より”妻の幸せ”を望んでいたことは命を絶った場所からも分かる。自宅マンションから離れた場所に停車した車の中だった。当初から”なぜ車で?”と言われていたが、自宅マンションは上原名義で、自分の居場所が車だけだったということもあるが自宅マンションに迷惑をかけたくなかったとも。愛する妻が阿部力と結ばれたなら、そのマンションで暮らすでしょう。TENNさんはそういう思いやりのある優しい人物でした」

 亡きTENNさんの最後の願いに報いる意味でも、上原多香子は幸せにならねばならない。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。

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