木村佳乃『ひよっこ』での“神”演技には、あのドラマの影響が!? (2/2ページ)
二人に共通しているのは、悲壮なだけではないというところ。母としての明るさや温かさを自然に表現しているから、かえって悲しみが浮き彫りになるのだ。
実は木村佳乃は2015年に放送されたドラマ『64(ロクヨン)』(NHK)でも、似たような役を演じている。娘の失踪にとまどいながら、ときに感情のもろさを見せる母親役だったが、このドラマで見せた演技が『ひよっこ』で完成されたのではないだろうか。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で体を張って笑いをとるなど、バラエティでの活躍も目立つ木村だが、女優としても新境地に達したように思えるのだ。取り急ぎ“VS世津子(菅野)”のシーンをもう一度と期待しているけれど、話の流れ的にはちょっと難しいかもしれない。谷田部家の幸せを祈る一方、美代子(木村)の涙と叫びをもう一度見たい、そう思っている朝ドラファンはきっと多いはずだ。