南九州市に「西郷どん」田んぼアート出現! 先駆者に学び、年々クオリティ向上 (2/2ページ)

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田んぼアートづくりの詳細については、実行委員会の委員長に尋ねてくださいということで、再び電話。

次に、電話で答えてくれたのは、農事組合法人「たべた」実行委員会委員長・大薗秀己さんだった。

「最初の年は、台風が来まして、育てた稲はみんな倒れてしまったのです。見事に失敗でした」と大薗さん。「そこで再度、青森県の田舎館村に行き、田植えや測量なども見学し、品種の選定についても助言をいただきました」。

「台風対策としては、倒れにくい丈の短い品種を選びました」と大薗さんは語る。水田の面積は約40アール。使用する稲は、白、紅、深緑、薄緑の4色。田んぼの脇には高さ9メートルのやぐらがあり、全体を見渡せるという。10月中旬の稲刈り時期まで楽しめるという。

最後に、田んぼアートの見学者へのアドバイスを聞いてみた。

田んぼには、メダカ、アメンボ、ジャンボタニシなどの生物も棲息しています。また田んぼの周辺では、サツマイモや大豆が栽培されています。田んぼアートだけでなく、こういった自然環境全体を見に来てくださいね。とくに子どもたちには、自然そのものを楽しんでもらいたいと思います。
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