火星で「切り株」発見?移住計画の実現可能性を示唆

これはアメリカ航空宇宙局(NASA)が新しく公開した火星表面の画像だが、Youtubeチャンネル『Paranormal Crucible』が、画面の左上に“木の切り株のようなもの”が映っていると主張しており、いまインターネット上で大きな注目を集めている。

そしてこちらが無修正のまま拡大した画像だ。確かに、周囲の岩石とは明らかに形状が違いがあり、生木の切り株というよりも、朽ちて化石化した切り株のようにも見える。
地球と同じ現象で化石化したか?

地球では樹木が地中に埋まり、地熱や地面の圧力を何億年も受け続けると炭化が進み、最終的には火力発電などにも使われる石炭に変化する。しかし、その場所に水が染み込むと、樹木は『珪化木』という物質に変化し、木の外見や年輪を残したまま“化石化してしまう”ことがあるのだ。
ここからは全くの仮説だが、もしもこの木の切り株のような物が地球と同じ珪化木だったとすれば、太古の昔には火星で植物が生い茂っていたという証拠でもあり、火星の地下には莫大な石炭が眠っている可能性もあり得るのではないだろうか。
火星に移住できる可能性が?
火星の大気の95%以上は二酸化炭素で、酸素がほとんど無いため、生身の人間が生きていくことはほぼ不可能だ。平均気温もマイナス55度と低く、過酷だが、夏場なら27度ぐらいまで上昇することがあり、さらに火星表面に水が流れていることはNASAも認めている。
理論上、この水を使い、試験的なスぺースで低温に強い植物を火星に移植し、光合成を行えば、酸素ができるはずなのだ。その酸素を一か所に集め、できるだけ備蓄し、地下に埋まっている石炭の採掘を始め、掘り出した石炭と酸素で火力発電を行えば、高温の二酸化炭素が排出され、試験スぺースが温まり、植物が活性化し、光合成が促進され、炭鉱開発に必要な大きな動力も得られる。
要するに、光合成の促進、酸素の供給、石炭の採掘、火力発電、この4つを拡大すれば“火星温暖化”が進み、気候が改善され、人間が生存できる環境も徐々に整うはずなのである。そうなれば、今度はより酸素を生み出しやすい大きな樹木の栽培も可能となり、ますます酸素が増えていくという計算が成り立つだろう。
このサイクルが実現すれば、いままではSFの世界でしかあり得なかった“火星移住計画”の実行も、あながち夢ではなくなるはずだ。
【参考・画像】
※ Possible Tree Stump Found On Mars? – Paranormal Crucible – Youtube