足首が太い…女性を悩ます「象足」の原因と悪化させるNG習慣
女性の方の中で、足のむくみが酷くなり足首が太くなってしまった…という経験をされたことはないでしょうか?
ふくらはぎの太さとのメリハリがなくなってしまうような足首を、一部では「象足」と表現されるそうですが、女性なら引き締まった足首をキープしたいですよね。
今回は、象足の原因・悪化させるNG習慣・改善方法について、医師に詳しく解説をしていただきました。
象足とは

医学用語ではなく、広く認知された美容用語でもないようですが、むくみのために足首がふくれて象の足のようになった状態を指して象足と呼ぶ場合があるようです。
象足の原因

足に酸素や栄養を届けた血液は、心臓までの約1mの高さをさかのぼって心臓に到達する必要があります。
この流れが滞ると、ふくらはぎ〜足首~足の甲〜足の指に血液中の水分やリンパ液がたまり、むくみが生じます。指で押すと指の型が残ります。
血液の流れが滞る原因
・心臓が血液を巡らせる機能の低下
・腎臓の水分排出能力の低下
・甲状腺機能の低下
・足の静脈に血の固まりができている
・足の静脈にこぶ(静脈瘤)ができている
・足の筋肉の運動不足により体液を心臓に押し戻す機能の低下
・浮き指(テレビ番組などで、医師・柔道整復師が紹介)
むくみを放置することで、さらに上記疾患や症状が悪化することがあります。
象足は遺伝する?
遺伝傾向があるかについて医学的研究はなされていません。
象足と浮き指の関係

浮き指とは
本来立っている時に指先・指の付け根・かかとの3点で体を支えるべきところ、指先が浮いており、2点で不安定に体を支えることになり、かかとに重心が移っている状態のことです。正式な医学用語ではありません。
浮き指の診断基準
医師・柔道整復師によってさまざまですが、以下の場合に浮き指であるなどの定義が提唱されています。
・裸足で床に立った状態で指の下に紙が入る(本来は指先で床を踏みしめているため、紙は入らないはず)
・足の指を甲側に押したときに、90度以上折れ曲がる
浮き指が原因で生じる症状
・足の痛みやむくみ
・体の骨格全体にゆがみ
・自律神経に影響してうつ状態
・様々な不定愁訴
本当にこういった諸症状と浮き指の関係があるのか、浮き指を治療するとこれらの症状も改善するのかについては、個々の治療者の経験に基づいている状態で、医学的に広く一般に認められている状態ではありません.
しかし、医学的に理由が説明できない・有効な治療がない症状は多くあるため、浮き指が諸症状の原因であるという説について否定しきることもできません。
浮き指の改善法
・テーピングをする
・膝を曲げて立つことでつま先に重心を置く練習をする
・かかとから足指の付け根にかけてのアーチを補助するような中敷きを使用する
象足を悪化させるNG習慣

・水を飲み過ぎる
・足を動かさない
・立ちっぱなし
・ハイヒールなど足に合わない靴を履いている
・運動習慣がなく足の筋肉が落ちている
・足を組む習慣がある
など
象足の改善方法

デスクワーク中や立ち仕事中でも、以下の運動をすることが良いかと思われます。
・ふくらはぎの筋肉に力を入れたりゆるめたりを繰り返す動き
・足踏み
・足首を回す
・足指を曲げ伸ばしする
最後に医師から一言
片方の足だけがむくむといった場合や、普段むくみを経験しないのに強いむくみがあり尿が出ないといった場合、足の血管に血栓ができていたり、腎臓の機能が落ちているといった病気も考えられるため、内科などでご相談ください。
(監修:Doctors Me 医師)