意外とお洒落?あまりに優雅な大正時代の「自動ハエ取り器」 (2/2ページ)

まいじつ

1回ネジを巻くと10数時間も動き続け、その駆動音もとても静かな優れものです。このハイトリックは、名古屋の尾張時計店(現・尾張精機製作所)が製作。大正2年に専売特許権を取得して、大正8年から発売したところ大評判になったそうです。なるほど、時計屋が考案したものだったから精巧なゼンマイ仕掛けが可能だったんですね。

このような電気を使わずに動く、合理的かつ環境に優しいメカニズムが大正時代に作られていたことに驚いたと同時に、現在は製造されていていないことが非常に残念でなりません。『コバエがホイホイ』(アース製薬)のような安価で衛生的な使い捨て商品が人気のようですが、これを売り出せば面白がって使う酔狂な人もいるのではないでしょうか?

(写真・文/おおこしたかのぶ)

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