なつかしいCMソングで振り返る!名車名曲特集~80年代編~ (2/3ページ)
CMソングとして起用されたのはLouis Armstrongの『What a Wonderful World』。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。Louis Armstrongは20世紀を代表するジャズミュージシャンです。ピカピカのトランペットと哀愁のあるかすれた歌声がトレードマークでした。意味のない音を使ってメロディーに合わせて即興で歌うスキャットという手法を広めたことでも有名なミュージシャンです。
■ホンダ・シティ(初代)/MADNESS『In the City』1981年ホンダ・CITYは1981年に発売が開始された直4、1.2Lエンジンの3ドアハッチバックです。背の高い独特で可愛らしいデザインはトールボーイと呼ばれ、人気を博しました。また、現在の軽自動車よりも短い車体で車重も軽いわりに、よく走ることから若者を中心に人気の車種となっています。
曲はスカバンドであるMADNESSの『In the City』。作曲は井上大輔です。MADNESSはイギリス出身のバンドで、このCMで日本においても一躍有名になりました。現在でもコアな音楽好きのファンを多数持つバンドです。
■日産・セフィーロ(初代)/井上陽水『今夜、私に』1988年日産・セフィーロは1988年に発売された直6エンジンのFRセダンです。スカイラインやローレルと共通のシャシーを使用している点が特徴です。そのため、共通の部品が多く、手軽に購入できるFR4ドアセダンということでチューニングカーやドリフト車のベースカーとしても人気があります。
セフィーロの特徴的な一連のCMは糸井重里によるキャッチコピー「くうねるあそぶ。」や井上陽水の楽曲で話題を呼びました。CMソングは井上陽水の『今夜、私に』。井上陽水は『少年時代』や『夢の中へ』で有名なシンガーソングライターです。楽曲がCMソングとして起用されることも多く、一度は井上陽水の曲を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。