香取慎吾『スマステ』は好調でも終了?テレ朝”ジャニーズ至上主義”の違和感

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香取慎吾『スマステ』は好調でも終了?テレ朝”ジャニーズ至上主義”の違和感(写真はイメージです)
香取慎吾『スマステ』は好調でも終了?テレ朝”ジャニーズ至上主義”の違和感(写真はイメージです)

 KAT-TUN・中丸雄一(33)の新番組『天才キッズ全員集合~君ならデキる!!~』(テレビ朝日系)が、10月からスタートする。テレ朝といえば、香取慎吾(40)の『SmaSTATION!!』の終了を発表しているが、「今後はより一層、ジャニーズとの蜜月が進んでいく」(ジャニーズに詳しい芸能記者)という。

 ココリコと中丸がMCを担当する新番組は、将来有望な少年少女たちが勝負を繰り広げるバラエティ。放送は午後7時台で、今年5月1日に始まり、中丸とオードリー・若林正恭(38)が出演した『世界ルーツ探検隊』の後枠になるという。

 中丸は『世界ルーツ探検隊』で初めてゴールデンタイムのMCに抜擢されたが、わずか半年でその番組が終了。今度はココリコを迎えて立て直しを図るようだ。

「『ルーツ~』はゴールデンにも関わらず、初回放送で5.1%と、大コケしたんです。以後も5%台と低迷し、8月7日には3.3%の過去最低値を記録しました。今回の新番組決定を報じるメディアの中で、その点を突いている記事はありませんが、低視聴率による“打ち切り”は明白。それでも、テレ朝はゴールデンで3%を出した中丸を切ることなく、続投を決めたわけです」(前出・芸能記者)

 その一方で、視聴率も悪くない上に、評判もいい『SmaSTATION!!』の終了を決めたテレ朝。同番組は100円ショップのグッズや紹介した商品がバカ売れするなど、経済効果を生み出しているといわれているだけに、何らかの意図を感じずにはいられない。

■土日の朝の顔にジャニーズのベテランを起用する不可解さ

 この2つの番組を巡る扱いこそが、テレ朝とジャニーズの今後を象徴するという。芸能記者が語る。

「10月からは、日曜の朝に東山紀之(50)がキャスターに初挑戦。テレ朝は土曜の朝にもTOKIO・城島茂(46)が『週刊ニュースリーダー』をやっているため、土日の朝はベテランジャニーズが続いて登板します。さらにドラマでも、10月期はKis-My-Ft2・玉森裕太(27)とNEWS・小山慶一郎(33)が『重要参考人探偵』で共演。露骨な重用ぶりです。SMAPの解散騒動以降はジャニーズ事務所のブランド力が急落しているだけに、このの編成は吉と出るのか凶と出るのか。それだけに香取慎吾の『スマスマ』打ち切りの異様さが目立ちます」

 ジャニーズ事務所に露骨に擦り寄るテレ朝の今更感。視聴者はどのような判断を下すのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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