いったいなぜ?室内なのにヘルメットをかぶったまま働かなければならないオフィス(インド) (2/4ページ)

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仕事を休んでいる訳にもいかないので、我々はヘルメットをかぶることにしたのです」

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 また、職員のランジット・シンさんはこう語っている。「今までに大勢の職員が天井から落ちてきた漆喰によってケガをしたと聞いています。雨が降ると状況は悪化します。建物全体が水漏れして、備品や記録類、特にコンピューターが危険にさらされるのです」

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 事務所は有名な寺院の脇に建っている。そのため、雨が降ると大勢の巡礼者が事務所の廊下に雨宿りに来るのだ。言うまでもないことだが、彼らの身も危険にさらされているのである。・なぜ危険が放置されているのか?
 もちろん、天井が落ちてくるようなオフィスで働くことがよしとされているわけではない。この建物は、建築管理部門によって、「使用に不適当」との宣言がされているのである。2年前のことだ。

 この問題について、地域監督官は上位部署に何度も書面で知らせたという。しかし、建物の補強、あるいはオフィスの移動といった有効な対策は全くとられなかった。

 インドの英字メディアが東チャンパラン県に問い合わせたところ、既にオフィスの引越しに着手しており、2~3日内には完了するとの回答を得たそうだ。

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