SMAPの過去映像は今後も編集カット?未だ消えぬジャニーズ内派閥の影響 (2/2ページ)

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■SMAPを冷遇?日テレに色濃く反映される“ジュリー派色

 また関係者曰く、日本テレビではこれまでとくに藤島ジュリー景子副社長(51)の管理下に置かれているタレントを、メインに起用してきていたという。

「前クールに放送されていた亀梨の主演ドラマ『ボク、運命の人です。』では、山下智久(32)も出演していましたが、こちらは助演扱いになっています。これは山下が、かつてSMAPの元マネージャーであるI氏派に属していたことも影響するのではという声もあります」(前出・芸能記者)

 ちなみに、亀梨と山下がかつてW主演をつとめた『野ブタ。をプロデュース』が放送されていた当時、山下はまだジュリー派であるNEWSのメンバーであったため、主演扱いになったのだろうとも語っている。

 また、今回の『24時間テレビ』で、NEWSの小山慶一郎(33)は3回目のパーソナリティを務めることが決まっているが、これに関してもジュリー派の強さを示されているという。

「バラエティに関してはTOKIO・嵐が番組を持っていますし、今回24時間テレビで司会に抜擢された櫻井翔(35)は言わずもがな、小山、KAT-TUNの亀梨和也(31)はいずれもジュリー派のグループです。2003年から毎年ジャニーズタレントが司会を務めている24時間テレビは、今後もジャニーズを司会に起用するでしょう。ジャニーズの今後も踏まえて、ジュリー派のジャニーズタレントを継続させる可能性は高いでしょうね」(同・記者)

 SMAP騒動後、ジャニーズ内に派閥は無くなったと言われていたが、未だこうした派閥の名残が消えることは当分ないようだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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