人形一筋、90年。人形アーティスト 「小池 緋扇の人形ワンダーランド」 展、開催!総勢100体以上の人形が、横浜・関内に舞い降りる! (2/4ページ)

バリュープレス



人形に吹き込まれる「生命」と内側から放たれる「美しさ」の秘密
小池緋扇が人形制作において行っている「秘密の技」とは?
小池緋扇の人形の特徴は、人形たちが今にも立ち上がって動き出しそうな、「生命感の強さ」にあります。そして、その生き生きとした顔や手の表情から溢れる「美しさ」にハッとし、思わず人形に「惚れてしまいそう」と思ってしまう力があります。
実は、この生命感の裏には、作家が独自に工夫している「秘密の技」があります。
通常、人形を制作していく過程において、人形の肌に白い貝の粉を塗り込み、乾燥させるという作業を行っていきます。この作業は、数十回程度行うのが一般的です。
しかし、小池は、この作業を1000回以上繰り返します。この地味で淡々とした作業を1000回以上も繰り返すことにより、小池の独特の表現である「手の動きの妖艶さ」や「顔の喜怒哀楽の豊かな表情」が生まれ出ずるのです。これが、作家が数十年にわたり行い続けてきた「人形への命の吹き込み方」であり、作品の独自性を生み出す技のひとつなのです。

人形を彩る「衣装」に隠された秘密とは?
人形がその姿を現すために必要な「偶然の織りなす奇跡」
もうひとつ、小池独自の表現が「人形たちの衣装」です。
実は、この人形たちの衣装は、今から「150年以上も経過した古布」から制作をしています。
作家は、「その古布は、今日ですら決して見劣りすることなく、むしろ新鮮に見え、不思議な旅をして、私のもとに嫁いできました。これまでの人形制作は、ひとつひとつがこの古布との出会いでもありました」と語っています。
このような偶然の上に、作家独自の生命の吹き込み方や技術が加わることにより、小池緋扇にしか表現できない独自の人形世界が生み出されるのです。

人形制作の第一人者が
90歳で挑戦する「新たな人形の未来」
今年10月に90歳を迎える小池緋扇。その年齢からは想像できないほどのエネルギーと、その人形に向けた情熱の結晶である本展は、明日を生きる勇気を与え、多くの人を魅了する日本文化の粋と言える展覧会です。

「人形は私の“果てぬ夢”なの。
いつまで作り続けられるかわからないけど。
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