山下智久『コード・ブルー』自己最低13.8%は「恋愛要素いらぬ」の民意か (2/2ページ)
■『コード・ブルー』の不安要素をポジティブに変換?
「今回のシリーズからは脚本家が変更され、恋愛ドラマを主力としてきた安達奈緒子氏が脚本を担当するようになりました。そのため、放送前から不安視されていた『医療ドラマとしての内容が薄くなってしまうのではないか』といった不安が、見事に的中しているようです。また、主演の山下智久(32)をはじめ、『この登場人物がこんなことを言うのか!?』というセリフがたびたび登場しており、視聴者達を困惑させています。こうした相次ぐテイストやキャラクターの崩壊に、耐えられないという声もあるようで、熱心なファンからは不満が噴出しています」(前出・記者)
こうした視聴者の嘆きも高視聴率で浮足立っているフジテレビにとっては違ったかたちで聞こえてしまうようだ。
「フジテレビからすると現状は視聴率がいいわけですから、こうした作風の変化がヒットに影響を与えていると捉える見方もある。このまま視聴者との溝が深くなってしまえば、キャラクターの崩壊はますます進行するでしょう。『フジの月9はやはり恋愛ありき』と拍車がかかり、主演の山下にマンガのような胸キュン要素を盛り込むような展開が今後増えていく懸念もあります」(同・記者)
徐々に加速していくキャラクターの崩壊は、月9は恋愛ドラマということのアピールでもあるのだろうか。はたまたこれまで撃沈してきた数々の月9ドラマたちの代弁なのだろうか。いずれにせよ医療ドラマとしての『コード・ブルー』を愛してきた視聴者にとっては、ますます不満がたまる展開になるかもしれない。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。