怪談番組で「ニセモノ幽霊」を挿入せざるをえない理由とは?

アサジョ

怪談番組で「ニセモノ幽霊」を挿入せざるをえない理由とは?

 TBSが7月19日に放送した「世界の怖い夜」。この中で“心霊写真”として紹介された画像が「合成では?」と話題になり、大炎上。これを受けTBS側は「番組の制作過程で写真をねつ造、合成したという事実は一切なかった」と発表した。

 この件に関して、テレビ制作関係者は「怪談物を作る時の暗黙のお約束」と説明してくれた。

「あのような番組を作る時は、必ず“お祓い”をします。幽霊を信じる、信じないは別として、制作中や撮影中に不可思議なことが起こることはあるんです。“気のせい”と言われればそれまでなのですが、実際に体調を崩すスタッフも存在します。だからお祓いをしたり、偽物をワザと紛れ込ませて“暗鬼”を逸らせることもあるのです」

 そういえば、テレビ局内での怪談話も枚挙に暇がない。局舎といえば近代的ビルばかりで、24時間電気がついているため、さほど怖いイメージがしない。だが、過去の凄惨な事件を収めたテープも保管されている映像資料室があり、なぜか使用禁止にされている封印された控室もあるという。

「たとえば。“アナウンサーやキャスターが亡くなった真夜中、ひとりでに音源が流れる”とか、“夜、誰もいないスタジオで勝手に照明が点滅する”“録音時に誰のでもない声が入る”“怖い話をしているときに天井の照明が突然揺れだす”などはよくある話です」(テレビ局関係者)

 かつては、デビュー前に交通事故死した少女の霊が歌番組のスタジオをさまよっているという都市伝説がまことしやかに囁かれたこともあった。最近では港区にあるテレビ局のエレベーターで武者姿の幽霊と何度も乗り合わせたという一風変わったエピソードも流れている。

「人の出入りの多い賑やかな場所ほど霊が集まりやすいといいますからね。ドラマの中に写ってはいけないものが映り込んだケースはいくらでも聞きますね」(前出・テレビ局関係者)

 もちろん、信じるか信じないかはあなた次第だ。

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