原辰徳と稲葉ジャパン「黒幕」大トラブル!(1)「黒幕」がしゃしゃり出てきた (2/2ページ)

アサ芸プラス

だが、いざ具体的な交渉の段になると、一転して暗礁に乗り上げたのだ。

「交渉内容は、契約年数と年俸、他の仕事との関連などでした。基本的に侍ジャパンの監督は、並行してテレビ局の仕事や講演などの活動もOK。その代わりに年俸を抑えるという方針です。第2回WBCでは、コーチのギャラがあまりに少ないので、原氏がみずからのポケットマネーでコーチの分を補填していたのは有名な話ですが、今回もコーチの報酬を含めた条件面で原氏の考えとズレが生じたといいます。とはいえ、その部分はまだ交渉の余地があったようなのですが、最大のネックは、原氏が信頼する“黒幕”がしゃしゃり出てきたことなんです」(前出・球界関係者)

 順を追って説明すると、チームには強化本部が新設されており、本部長にはアマチュア界の重鎮である山中正竹氏(70)が就任していた。ところが原氏は、この強化本部にさらなる人材の投入を要求してきたというのだ。

「副本部長として、巨人監督時代からの腹心である、メディア関係者のX氏を入閣させることを希望したんです。つまり、監督を引き受ける条件として、その人事をゴリ押ししてきた。結果、事務局側、そして原氏が特別顧問を務める巨人までが激怒し、『原の再登板を潰せ』となったようです」(前出・球界関係者)

「原監督を陰で操る黒幕」として、週刊アサヒ芸能もたびたび報じてきたX氏の存在が、決定寸前まで進んでいた東京五輪での「原ジャパン」誕生を幻に終わらせる結果となったようなのだ。

「原辰徳と稲葉ジャパン「黒幕」大トラブル!(1)「黒幕」がしゃしゃり出てきた」のページです。デイリーニュースオンラインは、稲葉篤紀小久保裕紀原辰徳侍ジャパン東京五輪エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る