フジテレビが低迷脱出へ局アナ整理?報道番組リニューアルと”大改革構想”

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フジテレビが低迷脱出へ局アナ整理へ?報道番組リニューアルと”大改革構想”(写真はイメージです)
フジテレビが低迷脱出へ局アナ整理へ?報道番組リニューアルと”大改革構想”(写真はイメージです)

 10月の番組改編により、フジテレビの報道番組が大きくリニューアルされる。とくに大きく変化を見せることになったのが、夕方の『みんなのニュース』と、夜の『ユアタイム~あなたの時間~』だ。『みんなのニュース』はこれまでメインキャスターをつとめてきた生野陽子アナウンサー(33)が降板。土日放送の『みんなのニュースWeekend』へ異動となった。生野の後任には、『新報道2001』を担当してきた報道畑の島田彩夏アナウンサー(44)が就任する。

 この異動を受けて囁かれるのが、生野の実質的な「降格」である。かつては朝の『めざましテレビ』でメインキャスターをつとめ、朝の顔として活躍してきた。卒業後は夕方の枠へ移り、引き続き『みんなのニュース』を帯で担当してきただけに、週末のみの出演はやはり降格の印象が否めない。

 実際『みんなのニュース』の出演もあるためか、生野はその他の番組のレギュラーはほぼない状態だ。以前は不定期で進行役をつとめてきたバラエティ番組の出演も減少し、現在は『有吉くんの正直さんぽ』(同)程度である。

 しかし、こうした生野の大幅な露出減少の理由は、単なる人気低迷によるものではないようだ。

「生野は現在33歳で、2014年に同期の中村光宏アナウンサー(32)と結婚し、共演していた『めざましテレビ』を勇退というかたちで卒業しました。そして生野は、現在のフジの女子アナのなかでも、年齢的に非常に微妙なポジションにいるのです。生野より上の女子アナ達は、既婚で子持ちがほとんどです。一方で、自分のすぐ下の世代はほとんど独身のため、既婚で子なしの生野としては今後、家庭を重視していきたいと考えている部分もあるのかもしれません」(芸能関係者)

 生野にとって今回の異動は、自分のキャリアを見つめ直す機会とも言えるのかもしれない。

■“アナ改革”の波は男性にも

 一方で夜の時間帯といえば、『ユアタイム』が9月いっぱいで終了することから、完全に別の報道番組が立ちあがる。新たなメインキャスターには、月曜から木曜を椿原慶子アナウンサー(31)、金曜日に松村未央アナウンサー(31)が抜擢された。そしてサブキャスターには、今年4月に入社した新人の安宅晃樹アナウンサー(24)が起用されることとなった。また、サブキャスターをつとめていた野島卓アナウンサー(50)は、生野とともに『みんなのニュースWeekend』へ異動する。

「フジテレビとしては、完全に『ユアタイム』をなかったものにしたいらしく、完全刷新に動いたようです。さらに安宅アナは、東大大学院出身かつ“ミスター東大”にも選ばれたハイスペックなイケメンアナです。報道志望ということも、起用のタイミングとしてはまさに最適だった。これは、男性アナウンサーにも世代交代の波が押し寄せていることを意味しているという声もあります」(前出・芸能関係者)

 宮内正喜氏(73)が新たに社長に就任し、新体制となったフジテレビ。これも若返り策を講じる宮内改革のひとつなのだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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