若狭勝 小池方式で「二大政党制を目指す」(1)「当選回数至上主義」は大問題 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 この間の細野さんとの協議に関してはオープンになりましたけど、それ以外にもさまざまな国会議員の方と水面下で協議をしている。とにもかくにも大事なのは、政策の一致。誰かが僕の新党に関心を持っているとしても、粛々とその点だけをしっかりと詰めていきます。

── 若狭さんは5月に自民党からの離党を表明しましたが、それ以前から「しがらみ政治からの脱却」を訴えてきた。しかも今度は、古巣とも対峙することになります。

 まさしく自民党の「当選回数至上主義」が「しがらみ政治」の象徴と言っていいでしょう。当選を唯一の基準としないと、自分よりも資質、能力、専門性のある人がいたら、地位が脅かされてしまう。当選6回で大臣だったり、大臣待機ポストに就いたりするわけですが、そのように動いているものだから、つい失言する大臣が出てくる。そして、何より問題なのは、「当選し続けなければいけない」と思うようになること。議員というのは「当選し続けたい」と思った時点で価値が半減するんです。特に自民党の場合は、公認をもらわなければならないから、言いたいことも言えなくなる。国民目線から考えると、「当選回数至上主義」は本当に問題なんです。

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